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鹿児島の郷土菓子「ふくれ菓子」を昔ながらの手法と地元の素材をいかしながら、新しいスタイルの蒸し菓子に発展させたFUKU+RE(フクレ)の公式ブログです。


退職の挨拶に相応しい手土産は?おすすめの商品と思いが伝わる渡し方

退職の挨拶は、これまでお世話になった職場への感謝を伝える大切な機会です。手土産を選ぶ際には、相手に喜ばれるものを選びつつ、配りやすさや衛生面にも配慮する必要があります。また、個包装で日持ちするお菓子や、高級感のあるギフトは幅広い年代に喜ばれる定番の選択肢です。

本記事では、退職の挨拶にふさわしい手土産の選び方から、具体的なおすすめ商品、そして思いが伝わる渡し方まで詳しく解説します。大人数向けの配りやすいギフトから上司向けの高級品まで、様々なシーンに対応できる実践的な情報をお届けします。

ギフト商品

退職時の手土産の選び方のポイント

退職の挨拶で手土産を選ぶ際には、受け取る側の立場や職場環境を考慮することが重要です。配りやすさや保存性、そして何よりも受け取った方が気持ちよく受け取れることを念頭に置きましょう。

個包装と日持ちを優先する

退職の挨拶で配る手土産は、個包装されているものを選ぶことが基本です。個包装のメリットは衛生面だけでなく、受け取った方が自宅に持ち帰りやすく、後で食べやすいという点にもあります。特に新型コロナウイルス感染症の流行以降、衛生面への配慮はより重要になっています。

日持ちについては、最低でも2週間以上、できれば1ヶ月程度保存できる商品を選びましょう。退職日当日に全員が揃っているとは限らず、出張や休暇で不在の方もいるためです。賞味期限が短いと、せっかくの贈り物が無駄になってしまう可能性があります。

また、常温保存が可能な商品を選ぶことも重要なポイントです。冷蔵や冷凍が必要な商品は、職場の冷蔵庫のスペースを取ってしまったり、持ち帰りの際に溶けてしまうリスクがあります。クッキーや煎餅、バウムクーヘンなどの焼き菓子は日持ちし、常温保存が可能なため退職の手土産に最適です。

アレルギーや贈る人の好みを確認する

食品を贈る際に最も注意すべきなのが、食物アレルギーへの配慮です。卵、乳製品、小麦、ナッツ類などのアレルゲンは、特に注意が必要な食材です。大人数に配る場合は、アレルギー表示を確認し、できれば複数の種類を用意することで選択肢を広げることができます。

宗教上の理由で特定の食材を避ける方もいることを忘れてはいけません。豚肉由来のゼラチンを使用した商品や、アルコールを含む洋菓子なども注意が必要です。職場に外国籍の方がいる場合は、原材料表記を確認するか、より安全な選択肢を検討しましょう。

甘いものが苦手な方への配慮も大切です。全員が甘いお菓子を好むわけではないため、煎餅やおかき、塩味のスナック菓子なども一部用意しておくと喜ばれます。特に男性社員が多い職場では、甘くない選択肢があると重宝されることが多いです。

人数に合わせた数量とラッピングを工夫する

手土産の数量を決める際は、部署全体の人数を正確に把握することから始めましょう。正社員だけでなく、派遣社員やアルバイト、パートの方も含めた人数を確認します。普段直接関わりが少ない方でも、同じ部署にいる方全員に配るのがマナーです。

数量は実際の人数よりも少し多めに用意することをおすすめします。予備として2~3個余分に購入しておくことで、急な来客や配り忘れに対応できます。また、個包装の商品であれば、余った分を他部署でお世話になった方に個別に渡すこともできます。

人数1人あたりの予算全体予算の目安おすすめの商品タイプ
10人以下300~500円3,000~5,000円個包装の高級焼き菓子
11~30人150~300円5,000~9,000円大容量の個包装クッキー
31~50人100~200円5,000~10,000円バラエティパック、煎餅アソート
51人以上100円前後8,000~15,000円コスパ重視の大容量パック

ラッピングについては、高級感がありながらも華美すぎないものを選びましょう。退職の挨拶は感謝を伝える場であり、派手すぎる包装は逆に気を遣わせてしまう可能性があります。シンプルで上品なパッケージの商品を選ぶか、購入店舗で無料のラッピングサービスを利用するのが一般的です。

退職の手土産おすすめ商品とケース別の渡し方

退職の手土産は、贈る相手や状況によって最適な選択肢が異なります。ここでは具体的な商品例とともに、様々なケースに応じた提案をご紹介します。

大人数向けの配りやすいギフト

30人以上の大規模な部署で配る場合、コストパフォーマンスと配りやすさを重視した選択が求められます。個包装で数量が多く、味の品質も保証されたブランド商品を選ぶことで、予算を抑えながらも満足度の高い手土産を実現できます。

ヨックモックのシガールは、バターの風味豊かなクッキーとして長年愛されている定番商品です。48本入りや100本入りなどの大容量パックがあり、1本あたりのコストを抑えながら高級感を演出できます。シンプルな味わいは年代を問わず好まれ、失敗の少ない選択肢といえるでしょう。

金沢兼六製菓の「兼六の華」は、国産米100%使用の煎餅詰め合わせで、醤油、海苔、えびなど5種類の味が楽しめます。50枚入りや100枚入りのパッケージは大人数への配布に最適で、和菓子好きな方や年配の方にも喜ばれます。煎餅は日持ちも良く、甘いものが苦手な方への配慮にもなります。

森永製菓のベイクや明治のアーモンドチョコレートなど、誰もが知っている大手メーカーの個包装商品も選択肢の一つです。馴染みのある味は安心感があり、コストパフォーマンスにも優れています。ただし、あまりにカジュアルすぎると感じる方もいるため、職場の雰囲気に合わせて判断しましょう。

  • ヨックモック シガール 48本入り:上品なバター風味のクッキー、1本あたり約100円
  • 銀のぶどう シュガーバターサンドの木:サクサク食感と優しい甘さ、20個入り約2,000円
  • 亀田製菓 穂の香:煎餅とあられの詰め合わせ、30袋入り約3,000円
  • モロゾフ アルカディア:チョコレートクッキー、40枚入り約3,500円
  • 鼓月 千寿せんべい:京都の伝統菓子、30枚入り約3,500円

上司や目上の方向けの高級ギフト

特にお世話になった上司や目上の方には、部署全体への手土産とは別に、個別に高級なギフトを用意することがあります。この場合、品質やブランドの格式を重視し、相手の好みや趣味に合わせた選択をすることが大切です。

銀座ウエストのリーフパイは、薄く焼き上げられたパイ生地にバターの香りが広がる上品な味わいが特徴です。青い缶のパッケージは高級感があり、手土産として格式を感じさせます。賞味期限も比較的長く、ゆっくりと味わっていただけるのも魅力です。

帝国ホテルのクッキー詰め合わせは、老舗ホテルのブランド力と味の確かさで選ばれることが多い商品です。格式の高い印象を与えたい場合や、年配の上司への贈り物として特に適しています。缶入りのため保存もしやすく、食べ終わった後も容器を再利用できる点も喜ばれます。

とらやの羊羹や虎屋の最中など、和菓子の老舗ブランドも上司への贈り物に適しています。特に日本の伝統を大切にする方や、和菓子を好む方には最適な選択です。個包装の小形羊羹セットなら、少しずつ楽しんでいただけるため、一人暮らしの方にも配慮した贈り物となります。

カタログギフトは、相手の好みが分からない場合や、食品以外の選択肢も提供したい場合に有効です。3,000円~5,000円程度のカタログギフトなら、グルメ、雑貨、体験型ギフトなど幅広い選択肢から選んでいただけます。ただし、やや形式的な印象を与える可能性もあるため、直接お世話になった方への個別の感謝を伝える場合は、手紙やメッセージカードを添えることをおすすめします。

甘いものが苦手な人向けのギフト

甘いお菓子が苦手な方や、健康志向の方が増えていることを考慮し、お菓子以外の選択肢も知っておくと役立ちます。塩味のスナック菓子や、お茶などの飲み物も退職の手土産として十分に喜ばれるものです。

おかきや煎餅は、甘いものが苦手な方への定番の選択肢です。播磨屋本店の塩味煎餅や、赤坂柿山の慶長は、上質な米を使用し丁寧に焼き上げられた商品で、香ばしさと塩味のバランスが絶妙です。個包装で日持ちもするため、退職の手土産として理想的な条件を満たしています。

ナッツやドライフルーツの詰め合わせも、健康志向の方に喜ばれる選択肢です。無塩のミックスナッツや、砂糖不使用のドライフルーツは、自然な甘みや風味を楽しめるため、お菓子とは違った価値を提供できます。ただし、ナッツアレルギーの方もいるため、事前の確認が必要です。

高級なお茶やコーヒーのギフトセットは、甘いものが苦手な方でも受け取りやすい贈り物です。日本茶の産地直送の煎茶セットや、スペシャルティコーヒーの詰め合わせなどは、日常のリラックスタイムに使っていただけます。ティーバッグタイプの個包装商品なら、職場でも自宅でも手軽に楽しめるでしょう。

  • 播磨屋本店 塩味煎餅:素材の味を活かした上質な煎餅、20枚入り約2,000円
  • 柿の種専門店 かきたねキッチン:おしゃれなパッケージの柿の種、8袋入り約1,500円
  • 東京風月堂 ゴーフレット:軽い食感のウエハース、18枚入り約1,800円
  • 成城石井 ナッツギフト:無添加ミックスナッツ、300g約2,500円
  • 八女茶ギフトセット:高級煎茶の詰め合わせ、5袋入り約3,000円

予算別のおすすめ手土産を紹介

予算によって選べる商品の範囲は大きく変わります。ここでは、予算ごとに最適な手土産の選択肢を具体的にご紹介します。全体予算を設定した上で、1人あたりのコストを計算し、バランスの良い商品を選びましょう。

3,000円以下の予算では、大手メーカーの定番商品や、スーパーマーケットで購入できる商品が中心になります。ブルボンのルマンドやエリーゼ、不二家のカントリーマアムなど、親しみやすい味わいの商品を大容量パックで購入することで、コストを抑えながら人数分を確保できます。

3,000円~5,000円の予算帯は、最も一般的な退職手土産の価格帯です。有名ブランドの焼き菓子や、地元の銘菓などから選ぶことができ、品質と数量のバランスが取りやすい範囲といえます。この価格帯であれば、20~30人程度の部署に配る際に1人あたり150~250円という適切なコストで手土産を用意できます。

5,000円~10,000円の予算では、より高級な商品や、複数種類の商品を組み合わせることが可能です。洋菓子と和菓子を両方用意したり、甘いものと塩味のものを組み合わせたりすることで、受け取る方の好みに幅広く対応できます。大規模な部署や、長年勤めた職場での退職時には、この程度の予算を設定することが多いでしょう。

予算想定人数おすすめ商品例購入場所の例
~3,000円10~15人ブルボン プチシリーズ、カントリーマアムスーパー、コンビニ
3,000~5,000円15~30人ヨックモック、銀のぶどう、ガトーフェスタハラダデパート、専門店、オンライン
5,000~8,000円30~50人兼六の華、モロゾフ、資生堂パーラーデパート、百貨店、オンライン
8,000~10,000円50人以上複数種類の組み合わせ、業務用パック業務用店舗、大型専門店

10,000円以上の予算がある場合は、部署全体への手土産に加えて、特にお世話になった方への個別ギフトを用意することも検討しましょう。全員に同じものを配るだけでなく、直属の上司や先輩には少し特別な品を別途用意することで、より深い感謝の気持ちを伝えられます。

お取り寄せや地域特産品の活用

地方から都市部へ、または都市部から地方への転職で退職する場合、出身地や次の赴任地の特産品を手土産にするのも印象に残る選択です。地域の特色を活かした商品は話題性があり、単なるお菓子以上の思い出として記憶に残りやすいメリットがあります。

北海道出身であれば、白い恋人や六花亭のマルセイバターサンド、ロイズのチョコレートなどが定番です。これらの商品は全国的に知名度が高く、「北海道のお菓子」というブランドイメージが確立しているため、喜ばれる確率が高い選択肢です。

京都の八つ橋や生八つ橋、阿闍梨餅なども、伝統と上品さを兼ね備えた退職手土産として適しています。ただし、生八つ橋は賞味期限が短いため、配るタイミングには注意が必要です。日持ちする焼き菓子タイプの八つ橋を選ぶと、より実用的でしょう。

九州地方であれば、博多の明月堂の博多通りもん、長崎のカステラ、熊本の誉の陣太鼓など、地域色の強い銘菓が豊富です。地方の特産品は、その土地の文化や歴史を感じさせるストーリー性があり、単なる食品以上の価値を提供できます。

オンラインショップを活用すれば、全国各地の名産品を取り寄せることができます。楽天市場やAmazon、専門のお取り寄せサイトでは、個包装で日持ちする商品を条件に検索できるため、退職手土産に適した商品を効率よく見つけられます。ただし、配送には数日かかるため、余裕を持って注文することが大切です。

  • 白い恋人(北海道):ラングドシャクッキー、24枚入り約1,500円
  • 萩の月(宮城):ふんわりカステラ生地の焼き菓子、10個入り約1,400円
  • うなぎパイ(静岡):バター風味のパイ菓子、24本入り約1,500円
  • 赤福(三重):餡で包んだ餅菓子、12個入り約1,200円、要冷蔵で日持ち短め
  • 博多通りもん(福岡):バターと練乳の和洋折衷菓子、8個入り約1,000円

退職の挨拶で手土産を渡す際のマナーと注意点

せっかく選んだ手土産も、渡し方やタイミングが適切でなければ、感謝の気持ちが十分に伝わりません。ここでは、退職の挨拶で手土産を渡す際の具体的なマナーと、注意すべきポイントを解説します。

退職の挨拶をするタイミングと手土産を配る順序

退職の挨拶は、最終出勤日の業務終了前後に行うのが一般的です。午後の業務が落ち着いた時間帯、具体的には15時~16時頃が最も適しています。朝の忙しい時間や昼休み直後は避け、皆が席にいて比較的時間に余裕がある時間帯を選びましょう。

挨拶の順序は、役職の高い方から順に行うのが基本的なマナーです。直属の上司、部門長、役員など、階層の上から順に挨拶を済ませた後、同僚や後輩へと進みます。個別に手土産を渡す場合は、上司への挨拶時に別途用意した品を渡し、その後全体への配布を行うという流れがスムーズです。

大人数の部署では、一人ずつ手渡しするのが難しい場合もあります。その場合は、部署全体に向けて挨拶をした後、各デスクを回って配るか、共有スペースに「ご自由にお取りください」と書いた札とともに置いておく方法もあります。ただし、後者の方法は少しカジュアルな印象になるため、職場の雰囲気や文化に合わせて判断しましょう。

退職日よりも数日前に配る場合もあります。最終日が忙しい業務で埋まっている場合や、最終週に休暇を取る予定がある場合は、少し早めに挨拶と手土産を済ませることも一つの方法です。ただし、あまり早すぎると印象が薄れてしまうため、1週間前程度が目安です。

手土産に添えるメッセージカードの書き方

手土産にメッセージカードを添えることで、より丁寧で心のこもった印象を与えることができます。カードには、感謝の気持ちと今後の抱負を簡潔に記載するのが基本です。長文になりすぎず、読みやすい文量を心がけましょう。

全体向けのメッセージカードには、次のような内容を含めると良いでしょう。まず、これまでお世話になったことへの感謝を述べます。次に、具体的に印象に残っている出来事や、学んだことに触れることで、より誠実な印象を与えられます。最後に、皆様の今後の活躍を祈る言葉で締めくくります。

個別に渡す場合のメッセージは、その方との具体的なエピソードや、個人的に感謝していることを盛り込むと特別感が増します。「〇〇のプロジェクトでご指導いただいたおかげで成長できました」など、具体的な場面を挙げることで、形式的ではない本心からの感謝が伝わります。

メッセージカードの文例をいくつかご紹介します。「この度、一身上の都合により退職することになりました。在職中は大変お世話になり、心より感謝申し上げます。皆様から学んだことを糧に、新たな環境でも精進してまいります。今後とも皆様のご健康とご活躍をお祈りしております」といった文章が一般的です。

  • 感謝の言葉:お世話になったことへの具体的な感謝を述べる
  • 在職期間の振り返り:印象に残っている出来事や学びに触れる
  • 今後の抱負:新しい環境での決意や目標を簡潔に伝える
  • 皆様への祈り:相手の健康や活躍を願う言葉で締めくくる
  • 署名:自分の名前とともに、連絡先を記載する場合もある

まとめ

退職の挨拶における手土産は、これまでの感謝を形にして伝える大切な機会です。個包装で日持ちする商品を選び、相手の好みやアレルギーに配慮することが基本となります。大人数向けに喜ばれるギフトから上司向けの高級品まで、状況に応じた選択肢を検討しましょう。

  • 個包装で日持ちする商品を優先し、2週間以上保存できるものを選ぶ
  • アレルギーや宗教上の配慮を忘れず、甘いものが苦手な方への選択肢も用意する
  • 1人あたり100~300円の予算で、全体で3,000~5,000円程度が一般的
  • 大人数にはヨックモックや兼六の華などの定番商品、上司には銀座ウエストや帝国ホテルなどの高級品が適している
  • 挨拶は最終出勤日の午後に、役職の高い方から順に行う
  • メッセージカードを添えることで、より心のこもった印象を与えられる
  • 地域特産品やお取り寄せ品を活用すると、話題性のある手土産になる
  • 退職理由に応じて、手土産の選び方や渡し方を調整する

これらのポイントを押さえて、あなたらしい感謝の気持ちが伝わる手土産を選び、心に残る退職の挨拶を実現してください。今すぐお気に入りのお店やオンラインショップで、理想の手土産を探してみましょう。

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